魔狼の黙示録

光り輝く天狼の庭に対を成す魔狼の深淵。招かれし者は魔狼の真の姿を刮目せん

JMoF2023 -Back to the JMoF- ~帰ってきた、私のJMoF~【後篇】

 

※この記事はJMoF2023感想記事後篇になります。まずは前篇から読むことをおすすめします。

 

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Day3:クリコンとリレトレと研ぎ澄まされしフェチ ~そして集結へ~

1月7日、3日目の朝は8時台に起きることができて、無事朝食の時間に間に合った。野狐さんは既に起きており、朝から早速クリコンを見に行くため一階へと降りた。この日は大量の企画に参加し、すごく忙しい日になった。

 

クリエイターズコンテスト

JMoF 2023では第6回目となる着ぐるみクリエイターのためのコンテストを開催します。技術や理想を追求したクリエイターたちが新作の着ぐるみを披露し、審査員たちの評価により優勝者を決定します。着ぐるみクリエイターたちによる渾身の力作をぜひご覧ください!

 

ここにきてようやく今年初の企画参加である。まさか3日目までないとは予想外だった しかも過去一度も見たことがないクリコンという。というのも、この企画は野狐さんの提案で行くこととなったもので、前回まで見向きもしなかった事から、私は最初あまり興味をそそられなかった。しかし今年はゼラフ君(夏ツナさん)と惟門君(壬生さん)*1が出ると聞いたので行ってみることにした。また、野狐さんも実は去年ルーシアでクリコンに参加経験があるのだ。去年のやつ見たかったな…そして昨日の一件があってからというもの、何かが決定的に変わった私はこのイベントを食い入るように真剣に見て非常に感銘を受けた。それこそ、私の中の潜在的な着ぐるみ創作意欲が少しだけ火花を散らすかのごとく…。

クリコンエントリーの皆様

全体的な感想として「どれも自作でここまで作り上げるのはほんとに凄い」と感じた。参加者の熱量がとにかく凄く、誰しもが自身の願いや夢、なりたい理想を叶えるために技術を磨き、形にする。そんな創作の基本にして最も重要なエネルギーが詰まった発表会だった。今回グランプリを取ったフェスティ君はなんと水冷式冷却構造という自作パソコン以外ではほぼ聞かないような構造を使用しており、紹介文が出たとき「水冷!?パソコンかよ!」と驚愕したのをよく覚えている。実際着ぐるみは基本的にファンによる空冷で風を送って中の空気を循環させているのである意味パソコンと近いとも言える。もしかして近い将来、この機構がより作りやすく広まって水冷が一般的になる時代が来るかもしれないと思うと少しワクワクしないだろうか?自作PCにおいて簡易水冷が普及したように

 

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また、今回のJMoFは一部の企画が動画としてYouTubeに投稿されているため、こちらにリンクを掲載しておこう。いい時代だな…フォロワーの二体は当然興味があったのだが、それ以外で特に私が気になったのが2番のレジ君である。私は本来グロとホラーが苦手なのだが、こういった傷や怪我の表現の緻密さと「自分のフェチを貫き通す」という姿勢に特に感銘を受けた。いやー、クリエイターとして純粋に尊敬できるなぁ…。見習いたい

 

ディーラーズルーム

ディーラーズルームは、絵画や同人誌はもちろん、雑貨やアクセサリー、着ぐるみなど、ケモノ・動物をテーマとするあらゆるオリジナルの創作物を展示・販売できる、ケモノ・動物系クリエイターとそのファンのための場所です。参加者の皆さんは、ディーラーズルームに無料で入場することができます。ぜひ、気兼ねなくご来場ください。

 

クリコンの後、すぐに向かったのがディーラーズルームの待機列だ。このディーラーズルームも毎年存在しているのは知っていたが「別に買い物とかけもケでいいやろ」と思って行ったことすらなかった。が、実際に行ってみるとやはりけもケットなどとは雰囲気が全然違うと感じた。グッズ系がすごく多いのだ。どちらかというとフリマやバザーの雰囲気に近いと言えるかもしれない。予想以上に魅力的なものが多く、色々買ってしまって予め用意した軍資金が割りとヤバめになってきたのは内緒。ここで先程クリコンに出場していた壬生さんのブースや昨日一緒に飲んだ天さん(あろっくのオーナー)が売り子をしているブースに挨拶に行ったりと買い物と交流を楽しんだ。

また、私が今回持ってきた名刺の制作元「リレイトレッカー」のブースにも立ち寄り、スタッフに感謝を込めて挨拶したり、lobo君と共にスターターデッキを購入してあとで部屋で対戦しようという事になった。ここで少し気になっていた「私の誕生日に合わせて代理君のカード紹介を出したのは意図的なのか偶然なのか?」を聞いたところ、やはり意図してたと知れてちょっと嬉しかった。ファンサービスが凝ってて好きだぜ!

 

該当のツイートで、私の誕生日に合わせて公開された。

 

初めてのデロリアン

今回のテーマがバック・トゥ・ザ・フューチャーをモチーフにしているということもあり、なんと3日目限定でデロリアンのオーナーが現物を持ってくるというサプライズがあった。

 

そもそも私は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見たことがないので、デロリアンという車を知ったのはゴールデンボンバーが令和元年に合わせて発売した「令和」という曲のPVからだった。後からその歌詞が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のパロディ的なものだと知った程度の知識で、今回現物を見たのは初めてだった。で、何も知らないので何故かスパイダーマンみたいなポーズで写真撮影をしたのだった。だからあれだけ下調べはしとけと

 

 

この後昼食のため、中庭の隣にある中華料理店にlobo君と一緒に向かい、美味しい中華料理を堪能した。

 

 

また、こんな風に集合写真のためにキャラが集まり始めた中庭を横から眺めることができるのもポイントだ。

 

獣神画展

これまでにイラスト講座にも登壇いただいた姫川明輝先生の新境地、真神(狼)を中心とした墨絵を連日展示します。

 

毎度JMoFにてイラスト講座を行ってくださる姫川先生の画展。記念写真とパレードまで少し時間があるからと見に行ったのだが、あまりにも絵がすごすぎて長時間見すぎた結果集合写真とパレードを見逃すという事態に。まあここ限定のタオルや獣人もりもりな漫画の単行本などを買えたのでよしとしましょう。いや良くねぇよ

 

中庭グリーディング その2

既にパレードは終わっていたが中庭にキャラはまだたくさんいたのでとりあえずグリーティングじゃー!と中庭に繰り出していった。

 

ここでやっとホッケ君と一緒に写真撮影ができた。初日はアテンドに必死で撮ってもらう暇がなかったので念願成就である。改めて見るとすっごく可愛いなこの子…。お布団竜というだけあって包容力は相当のもので、すごく暖かかった。

 

第1回リレトレ全国大会【名犬杯】

K-monogramの名刺×TCG『リレイトレッカー』の全国大会がJMoFを会場に開催! 今年の最強を決める大会に参加して称号【名犬】を手に入れよう! 他にも大会上位者には景品が!? 初心者からガチ勢まで大歓迎!

ぜひ興味がある方は参加をお待ちしております!!

 

ロックフェスという魅力的なイベントが有りながら我々三人が参加を決意した企画、それがこの名犬杯である。理由は単純明快、”交換所で私のカードを配布した上で他の参加者のカードをごっそりもらうため”である!そう、大会自体にはあまり興味はなかった!野狐さんもリレトレ所有者で、交換会に興味があったらしい。リレトレは40枚のハイランダー構築限定なため、単純計算で40名分のカードを集めないとデッキが組めないが、私とlobo君は先程購入したストラクがあるため遊ぶための基盤が出来上がっており、さらに会場に居合わせた方がルールを教えてくれるとのことで「せっかくだし教えてもらうか!」と二人で対戦しながらルールを伝授してもらった。大会観戦そっちのけで

丁寧なルール説明と実演のおかげでルールをしっかり覚えられたので、教えてくださった方には感謝しかない。しかしながら時間の関係で決着まで行けなかったのはちょっと残念だった。私はこれまで遊戯王しかやったことがないため、ここまで長丁場でターンを回すタイプのカードゲームは初めてだった。さらにカードもたくさん交換できて大収穫の企画だったと言えよう。

 

交換会の様子。カードのビッフェとか揶揄されててちょっと笑った

 

フェチトーーク!!

着ぐるみ無ェ、踊れ無ェ、イラストなんざ描ける気し無ェ!……そんなあなたでも持っているものがありますよね? そう、それは「性癖」!
普段なかなか語れない性癖、フェティシズムについて存分に語る場こそが「フェチトーーク!!」。今回のテーマは「ポケモンになりた~~~い!(ポケモンTF)」です。

 

お ま た せ

TF界隈の重鎮 らふびーさん主催の3日目のメインイベントとでも言うべき企画で、参加をずっと楽しみにしていたのだ。議題はポケモンTFで、前回の倍以上ある広さの会議室で行われたがかなりの席数が埋まっておりTFという性癖の人気っぷりを垣間見た。また、今回かなり会場が広いので後方の席の人がプロジェクターの画面を見られない問題を解決するために…

 

なんとTwitterを活用し、この企画のために用意された専用アカウントで資料画像をツイートし、それを手元のスマホで確認しながらプレゼンを進めるという方式を取っていた。アカウント取得の手間こそかかるものの、毎年この企画をやるなら今後も継続して使用できるし頭いいなぁーと思った。また今年は司会進行役にころねん氏が招かれており、毎度のことながら流石の司会だった。とても声が通り話が聞きやすいと感じた。私が最前列で聞いていたというのもあるだろうが せっかくなので私が気になった項目でTwitterに残る資料をいくつか掲載しよう。

ところで、来年こそは性癖フルーツバスケット復活してくれないかな?

 

 

私がこの二体を最近特に推してるので貼ってみた。「LEGGEND アルセウスから登場したリージョンフォルムのヒスイバクフーンとヒスイゾロアークがそれはもう性癖にガン刺さりして、去年めちゃくちゃ狂わされたためである。特に前者はこのアンケートにて「ヒノアラシになってヒスイバクフーンママ(あまりに母性が強すぎてママにしか見えないため)の息子になりたい」と書いたくらいには好きである。え?それバクフーンになりたいじゃないじゃんって?

 

 

ルガルガンは1008種類(執筆時)いるポケモンの中で一番好きなポケモンだからなりたいに決まってるじゃねえか!!!というわけでこれを貼りました。共感しかないッ!!ルガルガンはオオカミポケモンなので特にトレーナーを同族に変えてそうだなーっと妄想できるし、事故で同族になって翌日ルガルガンが増えてたなんて事が一年に50件くらいあって時々アローラ地方の新聞の片隅で書かれてたりするんだなと容易に想像がつく。ルガルガンTFはほんとによい…最高だ

 

ちなみに今回の議題の趣旨と少し違うのだが、「他人をTFさせたいポケモン」なら私は圧倒的にリザードンである。ちょっと語りたいから付き合ってくれ。

リザードン…中でも特にメガリザードンXがいいだろう。何故ならメガストーンというTFフラグとなりうるアイテムが存在しているリザードナイトという専用のキーストーンをポケモン側に付けて、トレーナーがキーストーンというアクセサリを持ち、さらに絆を結ぶことでメガシンカできるようになる。ではこれを被検体の人間に取り付けて無理矢理メガシンカさせたら…そこからメガリザードンTFへの妄想が始まる。ではここで何故メガリザードン”X”がいいかというとそのビジュアルである。黒主体の体にお腹だけ青で、黒いギザギザした羽と青い被膜、口元から青い炎が漏れ出しているという超かっこいいビジュアルなのにリザードンの時より大きな鼻孔(鼻の穴)より太って前に突き出したお腹がたまらなくフェチなのである。さらに鎖骨や一部個体では胸筋(ポッ拳個体)まで付いているまさしくデブドラゴンの理想形とも言えるビジュアルなのである。

人の肌のままマズルがググッと伸び、鼻孔が広がって鼻息が荒くなっていき髪を突っ切るように角が生えて大きく開けるようになった口には牙が生えだし、首が音を立てて伸びていく…はち切れるほど大きくなったお腹はやがて服を突き破り、その頃には既に人の肌ではなく青いメガリザのお腹と化しており、手足が短く太くなって行きつつ尻尾が勢いよく飛び出してズボンはその形を完全に失うのだ。また背中の違和感が強くなり翼が生えて上着も跡形もなく破れ、唯一人の肌を残していた顔は体側から首にかけて上がってくる黒と青のメガリザの肌に徐々に侵食され、ついに鼻先まで変化が完了し、目からは人としての最後の抵抗の現れである涙が一筋、口に向かって垂れていくも口元から生じた青い炎により無情にも蒸発し、地面に届くことすらなく彼はメガリザードンXに成り果てるのである。

 

妄想タイムなげーよ!!

 

部屋飲み:三夜目「集結、窓メンバー!」

そして迎えた3日目の夜。この日はついに結成4年目を迎えるLINE窓で予約や行動の計画を練っていたレギュラー陣とも言える4人が全員集合するとのことで、一緒に飲もうと約束していた。特にしゃろんちゃんはこの日3年ぶりに再会するので色々楽しみだった。私とlobo君は他の2人が来るまでにドンキで缶チューハイとアイスを購入し部屋でポケモンバトルなどをして待っていた。一方野狐さんとしゃろんちゃんは獣化しての合わせや部屋襲撃等あって遅くなるとは言っていたが最終的に全員揃ったのは翌日1時過ぎという。遅い時間ではあったがワインを片手にこれまでの3年の話や今日のクリコンの話等をして、さらに途中ゼラフ君のヘッドを持参した夏ツナさんをゲストに迎え、一時的に4人で語り合ったり、ヘッドの中をちょっと見せてもらったりとこの日も楽しい夜を過ごした。夜3時頃まで飲み会は続き、各々部屋に戻って就寝した。

 

この日行けなかった企画

 

着ぐるみ集合写真・パレード

JMoF 2023では着ぐるみ集合写真を中庭で撮影します。その後、3年ぶりにパレードも行います!
悪天候の場合はホリデイホールB&Cで撮影のみとなります。雨が降らないことを祈りつつ、みんなで集まれることをお楽しみに!

不参加理由:姫川先生の狼絵に見惚れていた

今回最大の失態だと思う。こんな凄い個展ならもっと別の空いた時間に行けば良かったのに何故この時間を選んでしまったのか。私の時間配分の下手さが露呈してしまった。なんか姫川先生関係の企画、毎回ノーマークだったり忙しい時間に突っ込んだりと何かしらミスしている気がする。来年以降はもっと余裕持って行くことにしよう。俺の狼愛を舐めちゃ駄目だ

 

 

気になる集合写真はこちら。後日計測した野狐さん曰く「467体」いるらしい。さてあと何年で中庭が埋まるか…?

 

JMoF Rock Festival 2023

ケモノ界隈のミュージシャンたちとともに歩んできたロックフェスは、おかげさまで、ついに5回目の開催を迎えます。記念すべき5回目のロックフェスは、ホールCから、より大きなホールDへと会場を移し、演奏時間も従来の2時間から3.5時間に拡大! 前回同様オンライン配信を実施しますので、JMoFに参加される方もそうでない方も、JMoF史上最もアツいロックフェスに参加して一緒に盛り上がりましょう!

不参加理由:リレトレ大会と時間被り

3年間修行しても多重影分身を取得できなかった私が悪い 毎年行きたい行きたい言って見逃してる気がするので来年こそは絶対行きたい元ライブ設営・運営スタッフをやっていた私からしたらこのイベントは非常に気になるのだ。なんならボランティアで設営・運営側に入りたいくらい 

と、私と同じように見逃して後悔しているそこのアナタ、なんと今年はYouTubeにライブ中継のアーカイブが公開されているのです!(概要見る感じ去年からやってた?)もちろん会場の熱気などは味わえませんが、どんな感じだったのかを見る事ができるようになっています。いい時代だ…

気になった方はぜひ見ましょう!私も見ます!!

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時空の狭間に落ちた人の集い

次に該当する方は参加できません。
・ロワジールホテル豊橋に宿泊している
・絵師
・着ぐるみを持っている
・10万円以上のカメラを持っている(スマホは対象外)
・JMoFスタッフ
JMoFの流れに乗れず、時空の狭間に落ちてしまった……そんな人が集まって、寂しさだったり、希望だったりを共有する集まりです。

不参加理由:参加する権利がない

概要が全て。つまりそういうことだ!私はロワジールに宿泊し絵師であり、10万以上のカメラ(11万くらいするRX100M7)を所有しているためトリプルアウトである。この概要を見たときから一際目を引いてめちゃくちゃ気になっていた企画で、どんな話が交わされたのかが気になりすぎる!行った人に感想聞きたいレベルで 

 

Day4:明けない夜にもいつしか、太陽は昇る

1月8日、ついに迎えたJMoF2023最終日。ものすごい密度のある日々がここまで3日も続いていたのにホントあっという間の最終日だが、この日が体感一番長く濃密に感じたかもしれない。

起床は10時過ぎで、またも朝食の時間に間に合わないという。無理もない前日夜3時まで飲んでたのだから 私とlobo君は起床して準備を済ませ、検温と中庭での合わせの写真撮影のために一階へと降りた。

 

中庭グリーティング その3

野狐さん主催のメスケモ合わせの写真撮影のために中庭に向かい、様々なキャラたちとの交流を楽しんだ。今回も一部抜粋して紹介しよう。

今回で4回目となる私のJMoF参加において初回からずっと一緒に参加してくれているもはや親友と呼べるくらいの仲良しの野狐さんのルーシアちゃん。尻尾9本フォルムは初めて見たが、やはり4本だった頃に比べてボリュームが倍以上になっててすげぇ…という感想だった。本人曰くめちゃくちゃ重いらしい あと服装とか細かい造形も前より可愛くなっていた。

さらに同じ時間、偶然ゼラフ君と惟門君も中庭にいたのでせっかくならということで中部地方勢&クリコン参加勢のトリプルショットを撮影させていただいた。いい具合に皆個性が別ベクトルに向いていてとても良い写真だと思う。並べてみるとやっぱ皆凄いなぁと感じる、だってこれ全員自作だぜ…?凄すぎる。

 

メスケモさんたちだいしゅうごうだわいわい

メスケモ合わせの様子。ルーシア(中段の中心よりやや右)の後ろにいる灰色の鬣の子がしゃろんちゃんの「リューナちゃん」である。自前の写真がないので本人のツイートを掲載しておこう。

こんな子である。種族はライオンらしく、国内では結構レアな種族である。ライオンの着ぐるみはどちらかというと海外勢のほうが多く見る印象だった。

 

メスケモ合わせの後はルーシアちゃんとゼラフ君に「この子と一緒に撮ってー!」と頼まれてアチラコチラで写真撮影をしていた。その後野狐さんの部屋にて獣化解除の手伝いをして、そのまま近くのピザーラへ向かった。

 

この獣化解除中、ルーシアのシリコンおっぱいで遊んでたのは内緒…

 

ピザ★パーティー

 

自称「イタリアオオカミ」を名乗るほどピザ大好きな私がJMoFでずっとやってみたかった事で、ピザを買ってきてみんなで部屋で食べるという「ピザパ」である。ホントはしゃろんちゃんも誘ってやりたかったが別の食事会に呼ばれたとのことで私とlobo君、野狐さんの三人でパーティーをした。しかし野狐さんがラッフルの抽選会の結果発表に行くとのことで急いで食べてそのまま行ってしまったので私とlobo君は2人でピザを食べた後昨日のリレトレの決着をつけようと再びデュエルした。昨日は優勢だったのにこの日はボロ負けし、また来年勝負しようということになった。まあポケモンバトルは私の勝ちだったので一勝一敗だがな!

 

パフォーマンスステージ「Back to the 90’s」

「平成」という新年号とともに迎えた、20世紀最後の10年――90年代。バブルが崩壊し、日本中が不景気に冷え込んでも、ブラウン管テレビの向こうの華やかなスターたちがお茶の間を沸かしていた時代。
バック・トゥ・ザ・JMoFの最終日は、そんな90年代にみんなでタイムスリップして、TVショーでも見ながら思い出話に花を咲かせるとしましょうか。

カモーンカカカモーンイェイイェイー!!!

kors kが分身する方はフラッシュバックの方です。毎年のお楽しみ、JMoFのフィナーレを飾る企画といえばこれ!3年ぶりということで非常に楽しみにしていた。今年のテーマは「90年代のテレビ番組」とのことで、昔大人気だったテレビ番組のパロディを基軸に毎年のようにパフォーマーが登場するという構成だ。残念なことに私が90年代のTV番組をほぼ知らないため、番組名と司会のレオナさんとくろみつさんがモノマネをしている芸能人やネタがほとんど分からなかったのは完全な知識不足と言えよう。ただ、そこが分からなくてもステージは相変わらず楽しく見られたので特に問題はなかった。ステージの内容は毎年見るおなじみの子から初めて見る子まで幅広く、とても楽しめた。特に3つほどめちゃくちゃ心に残ったものがあるので抜粋して紹介しておこう。

 

明日があるさ / 隠れ家音楽隊」

 

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明日があるさといえば坂本九の名曲として有名だが、我々の世代だと古過ぎてウルフルズのカバーバージョン「ジョージア版」のほうが馴染み深いかもしれない。え?スカイなんとか??知らんわそんなの!一旦CM入りますーと舞台が暗転して流れてきたのがこれである。いやいや、CMも本編じゃない!?ってなるくらいには超絶気合いの入った映像作品で、何より驚いたのが総監督の名前である。

この作品の総監督は「レッサ」…では前回の記事のある一文をここで読み返してみよう。

その他大勢のフォロワーさんのキャラ達と写真撮影を楽しんだ後は野狐さんの荷物の搬入を手伝い、この日野狐さんと同室になるレッサ君と合流して毎度恒例の寿司屋武蔵丸へ向かった。                         

 

前篇より抜粋

はい、そういうことです。このやっべぇ作品の総監督とつい二日前一緒に夕飯食べてたのだからそりゃビビるわ。少し昔話をするが、レッサ君とは私がTwitterを初めて最初期の13年前から相互フォロワーで、彼の家でお泊りしたことや一緒に飲み会やコミケなどにも行ったことがある仲だった。最近は昔ほど活発な交流はないが今でも相互フォロワーで仲良しである。そんな見知った仲だからこそこの作品は相当な衝撃を受けたし、内容が普通に良すぎてずっと鳥肌で涙目だった。推しのあろっくもたくさん出てたしね 

私にも幸せな明日があるといいな。

 

レッサ総監督の動画紹介ツイート。どうやら私の地元からほど近い中津川でも一部場面を撮影していたらしい…どこだろう?

 

「奏曲鼓叩/双極狐吼×橘田若葉 / Back to JAPAN」

全然いい写真が撮れずに雰囲気が伝わるのがこれくらいしかなかった、申し訳ない。何度かステージに参加している二匹の狐さんによる和太鼓グループ「奏曲鼓叩/双極狐吼」と篠笛奏者の虎さん「橘田若葉」のコラボチームによるパフォーマンス。ちょうど両者がコラボしたのが3年前のJMoF2020で、今回3年ぶりにJMoFへ帰ってきたとのこと。私と同じだね 「Back to JAPAN」という演目で、紅蓮華やアシタカせっ記など有名和風曲を次々と披露し、最後に演奏されたのが…

 

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「太陽は昇る」である。これが演奏された時、今まで堪えてた涙腺がついに決壊して感動で泣いてしまった。この曲は大神というPS2で発売された白い四足狼の主人公「アマテラス」を操作して和風の世界を冒険するアクションゲームのラスボスBGMとしてかかる曲で、直前の涙腺崩壊モノの演出やラスボスBGMなのに負ける気がしない明るさと激しさを兼ね備えながらも非常に美しい曲で某所のゲームBGM総選挙で1位を獲得したこともある程人気の高い曲である。私も今から13年ほど前に大神をプレイし、この曲の流れるラスボス戦では泣きながらプレイしたほど思い入れが深い曲でもある。その思い出補正と共に、涙腺崩壊させた理由がもう一つある。

2020年、JMoFを終えて新しい年が始まった矢先にやってきたコロナ禍。それから3年間、コロナ禍の中で様々な制約を設けられ旅行もオフ会も激減してしまっていた。JMoFへの不参加は私にとっては「新年が来ない」事に等しく、年を越した実感が沸かなかった。だが、ようやくこのJMoF2023によって私の長かった”2020年”が終わり2023年最初"太陽""昇る”のだ!!素晴らしい和太鼓と篠笛の演奏で「太陽は昇る」を聞いて、これまでの3年間を脳裏に巡らせ、感極まった結果涙腺が崩壊してしまったのである。感動をありがとう…そして…

 

あけましておめでとう

 

レオナの説教部屋

そしてステージの最後に「レオナの説教部屋」と称されたJMoF10周年記念企画(?)があり、初代主催「クリスケさん」と現在の主催「さとみさん」がステージ上に呼び出され、司会のレオナさんがこれまで10年間のしくじりなどに対してツッコミやピコハンを振り下ろすというものだった。正直めちゃくちゃ興味深い話なのでもっと聞きたかった そう、今回でJMoFは10周年なのである。これに関しては感謝の言葉と共にまた総評の方で詳しく書こうと思う。

もちろんこのパフォーマンスステージもアーカイブが公開されているので、JMoF行った方もそうでない方も是非見ていただきたい。

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表彰式&閉会式

ステージの後は小休憩をはさみ、ストーリーコンテスト、イラストコンテスト、フォトコンテストの表彰が相次いで行われた。その中で特に気になったものを紹介しよう。

 

 

こちらの作品である。イラストコンテストの銀賞作品で、私が気になった理由は言わなくても分かるであろう。何を隠そう思いっきりTFしているからである!!この服の破り方とか体格とかめちゃくちゃ癖に刺さって発表された時大変だったのを覚えている。作者はぷっくんさん。そう、二日目に代理君の色紙を描いてもらった憧れの絵師さんである。しかもこのイラストの余剰印刷分が2枚あるので欲しい人はいないかとTwitterで募集していたので声をかけたら直後のDDPでもらえることになって、作者本人から渡してもらえたのである。素晴らしい体験だ もし来年また会えたらしっかり挨拶しておきたいところである。ぷっくんさん本当にありがとうございました!!

さて、いよいよ閉会式!今回の参加者数と来年のテーマは~~と行きたいところだが、これは総評の方で語ることにしよう。あと、閉会式のスタッフロールについて一つ意見がある。来年のテーマ発表までがちょっと焦らし過ぎで、すごくしんみりした感じで感動的な終わり方をするかと思いきや、突然未来を書き換える的な演出があったり、よくわからんVRの映像が挟まったりして全体的にまとまりが悪い気がした。「未来を書き換える」バック・トゥ・ザ・フューチャーの根幹とも言える要素なので可能ならばステージのストーリーにうまいこと組み込んでくれたほうが違和感はなかったかなと思った。VRに関しては私の無知もあるが、1ミリも内容を理解できずにグラグラするカメラワークで何かに怯える様子を見せつけられて終わったので、何かしらVRと絡ませたかったのは理解できるがもう少し魅せ方を考えてほしいなと思った。今回のJMoFで唯一惜しいなと思った点なので、来年以降の改善に期待しよう。該当のシーンまでのEDクレジットと次回予告の映像、演出、BGMはめっちゃ良かっただけにすごく残念だった。

閉会式のアーカイブはこちら。

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閉会式の後はDDPまで少しの間ロビーでキャラたちと交流を楽しんだ。

 

 

もちろんあろっくをたくさん撮った~~❤❤

はぁ…かわいいよあろっく。好きだ…

そしてこのオレンジのドラゴンが先程のCMで指揮棒を振っていたレッサ君のキャラである「ウォルティ君」。キャラとして会うのは実はそう多くなかったりする。彼らはここで明日があるさをアカペラで歌ってくれたりとファンサービスを披露してくれた。いやー、ほんと良かった。みんな大好きだ!

 

デッドドッグパーティー(DDP)

JMoFがお送りする最後の企画、デッドドッグパーティー(DDP)!
あなたもスタッフも一緒に飲み、食い、そして真っ白になる場所。
会場にお越しの際には、参加証、DDPチケット(事前購入制・定員あり)、身分証をお忘れなく。バック・トゥ・ザ・DDP!!

 

毎年恒例、スタッフも入り乱れての立食パーティーである。やはり〆にこれがないと締まらないってもんよ!!今回、lobo君は不参加だったので私とバイオさんでロビーにて集合し、一緒に会場へと向かった。野狐さんとは中で再会し、3年ぶりの…

かんぱーーい!!

年に一度、唯一ビールを飲む機会だったりするDDP 今回は野狐さんにコバンザメして色んな人と話すぞーと意気込んでいたのだが、想像以上に私が単独であちこち行って今回お世話になった天さんや夏ツナさん、スタッフのらふびーさんや主催のさとみさんらと挨拶がてら喋っていた。他にも獣化状態でしか会ってないフォロワーさんにも数人挨拶できたし、かつてJMoF2019では名刺を持って来なかったため誰にも話しかけられなかったのだが、その時の私はもういない。初回のような…いや、初回以上に広がった人間関係を元に色んな人に話しかけて、挨拶と親睦を深める理想的なDDPができたのではないだろうか?ケモ見知りとはもう言わせない

2時間くらいあったのに体感30分くらいにしか感じないくらいホントにあっという間に終わったDDP。私は最後の方でたまたま再会したバイオさんと相互フォロワーで何度かJMoFやけもケットで会っている"Rさん"酔っぱらいっぽく肩を組みながら会場を後にした。そして階段を駆け上がり、向かった先は

 

部屋飲み:四夜目『最終日だヨ!全員集合!!~白熱のマリオテニス会~』

 

DDPのノリでそのまま私の自室に転がり込んだ我々三人は部屋で待っていたlobo君を巻き込み、そそくさと二次会たるマリオパーティー」を初めた。我々3人は既に酔って"出来上がっていた"のでテンションが高かったが、lobo君は順応力が高いのでテンションを合わせてくれて4人で大盛り上がりした。正直すまんかったやで 

マリパ中、バイオさんの同室のWさんも私の部屋に呼んで初日に実現しなかった4人にRさんを加えた5人の集いが完成した。そしてここから大白熱の2.5次会が始まった…

 

マリオテニス64である。

Rさんの提案でやることになって、最初はそこまで盛り上がるかな?と若干疑問視していた。私は64世代なのだが我が家にこのソフトはなく、実家に帰った時に親戚が持ってきてくれた時にやった程度のプレイ頻度だった。

のだが…めっちゃ面白かった。間違いなくこの4日間の夜の飲み会の中で瞬間最高風速だった。マリオテニスってこんなに面白いんだなと初めて知ったと言っても過言ではない。まずそこそこやっていたと話すRさん以外は初心者も同然だったので最初の方はサーブミスやダブルスのサーブを打ち返す人が決まっているルールで間違えて打ってミスしまくったりでゲラゲラ笑っていた。5人いたので2試合くらいで一人ずつ交代という形式で回す中で皆そこそこ上手くなっていった。私を除いて

テンションアゲアゲでテニプリの技名やテニミュのモノマネをしながらノリノリでプレイしていた私だが、素質がないのか全く上手くならず誰と組んでも私が入ったチームが必ず負けるという脅威の疫病神っぷりを見せつけていた。あと1点でゲームセットするという時に先程のサーブの打ち返しミスを未だにやってそれで試合終了してしまった時は全員爆笑して悶絶してしまった。これ酒入ってなかったら殴られてたやつだ 大体1時間半くらいずっとマリテニで白熱し、ちょっと休憩していたら今度はあろっくのオーナーの天さんがやってきて続けて夏ツナがお酒を持って来てくれた事で今回お世話になった準レギュラー3人が全員集まった。そして…

 

三次会スタートやで!!

フェリル、lobo君、バイオさん(ホッケ)、Wさん、Rさん、天さん(あろっく)、夏ツナさん(ゼラフ)という意味の分からない豪華メンツによる正真正銘JMoF2023最後の飲み会がスタートした。また、ここで7人になったことで初日に多めに買った簡易ワイングラス8個が役立ったのは完璧な伏線回収だと言わざるを得ない。ホントは野狐さんも来て欲しかった トーク内容はJMoF2023の振り返りとちょっと黒い噂など、興味深い話がたくさん聞けて楽しい三次会になった。流石に黒い噂については詳細は書けないのでそこはご了承願いたい。

そして3時半過ぎ、三次会は終了しこれでJMoF2023の全日程が終わった。寝るまでの間帰るための荷造りをしながら2人で今回のJMoFを振り返り、そのままシャワーを浴びて眠りについた。いよいよ明日はロワジールを去る日だ…

 

次回予告!

※脳内でエヴァの次回予告BGMを流しながらお楽しみ下さい。

JMoF2023は終わった。続々と帰路に着き、ロワジールを去っていく参加者。だが、帰るまでがJMoF。帰路の途中立ち寄った豊川稲荷で枝に結ぶ願い、そしてフェリルが今回の四日間で感じた事とは…?次回のタイトルは…?長すぎる感想記事がついにフィナーレを迎える!

次回『JMoF2023 -Back to the JMoF- ~帰ってきた、私のJMoF~【後日譚・総評】』

さあて次回も、ジェーモフ、ジェーモフゥ!!

*1:二人共前回の記事で紹介済みなので詳しくは確認されたし