魔狼の黙示録

光り輝く天狼の庭に対を成す魔狼の深淵。招かれし者は魔狼の真の姿を刮目せん

JMoF2023 -Back to the JMoF- ~帰ってきた、私のJMoF~【前篇】

 

来る2023年1月5日…ついにJMoF2023がスタートした。私にとって今回のJMoFは特別な意味を持つ。それは『前回参加を見送ったため、およそ3年ぶりの参戦となる』事と『JMoF自体が10周年、そして私が初参戦した2018年から5周年』という2つの大きな節目であり、新時代の始まりを予感させるような出来事がいくつも起こった四日間であった。当記事では、私フェリルがJMoF2023の四日間で見た事、やった事、感じた事をじっくり語っていく。また、今回はあまりにも記事が長くなりすぎたため前後編に分けてお送りすることとする。前篇は初日と二日目の二日間を振り返っていく。

本来ならここから参加に至るまでの1年間の話を振り返るのだが、期間が3年と長くなりすぎたため別記事に分割した。なのでまずこちらの前日譚の記事を読んでからこの記事に目を通すとより今回の背景を細かく知れるためおすすめしておこう。

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また、この記事は毎年共にJMoFにて行動するレギュラー3人(lobo君、鉄路野狐さん、しゃろんちゃん)に加え、今回準レギュラーとして彼らの存在なしではJMoFを語ることができない程の人物が3名登場する。3名ともこの記事への名前の掲載については了承を得ているということをご留意の上、この先の本文へ進んでいただきたい。

 

 

Day1:ただいまロワジール、はじめまして布団竜

 

仕事上がり、そのままJMoFへ

1月5日、ついに向かえたJMoF当日だが…私はこの日の16時まで普通に仕事をしていた。普段ならJMoF期間は全日有給か休暇を入れるのだが今年は四日開催のため帰宅日を入れると五日となり、流石に五連休はキツいと思ったので苦肉の策である。また、5日というかなり年始直後の早い時期に始まることもあり有給の申請はそこそこ勇気が必要だった事も付け加えておこう。と、それはともかく私は名古屋市勤務なので退勤後そのまま豊橋に向かう事ができるので、今回は退勤してから名駅にて今回も一緒に宿泊するlobo君と合流し、そのままパノラマスーパーに乗って豊橋へ直行した。余談だが、今回は部屋飲みのためにワインを3本も持っていったためただでさえ四日分の服を無理やり詰め込んだリュックにワインボトルまで突っ込んだためとんでもない重量になってしまった。よく肩壊さなかったな…

当然のごとくパノラマスーパーは最前列の展望席を選択。毎年これを楽しみにしてるまである。普段この路線は毎度一人で乗っているが、今回は二人だ。同じ景色を二人で眺めながらワイワイ話ながら味わうのは一体何年ぶりだろうか?私はこの時既にJMoFに向けてバイブスの高鳴りを感じ初めていた。豊橋駅到着後は駅のコンビニで私がamazonで注文した簡易ワイングラス"8個"を受け取り(なお受け取ったコンビニが電波最悪すぎてQRコードが表示できず四苦八苦したのはちょっとマイナス)、タクシーにてロワジー豊橋へと向かった。

 

18時過ぎにはおよそ3年ぶりとなるロワジー豊橋に到着し「ついに帰ってきたんだな…。」と感慨深くなっていた。まさしくBack to the Roiser!ちょうどこの時間は開会式を行っており、チェックインカウンターもエレベーターも空いていたため素早くチェックインと部屋への荷物搬入を済ませて、事前に約束していたTwitterのフォロワーと共に夕食へ向かうことにした。向かった先はかつて鳥貴族のあった場所に新たに出来たサイゼリヤである。

やはり3年…それもコロナ禍という未曾有の災厄を経て変化が起きないわけもなく、ロワジール付近も多少様変わりしていた。ホントはさらに数店舗くらい消えてると思っていたのでよく残ってる方かもしれない。鳥貴族はコスパが良く飲めるお店だったのでなくなってしまったのはとても残念だが、奇しくも今回一緒に食事をしたフォロワーが沖縄出身で、今回が人生初サイゼだったらしくとても嬉しそうにしてくれていたのは誘った側としても嬉しかった。そんなフォロワーの反応を見ていたかった矢先、ある人物から連絡が入った。

同室者(この人は後に登場するのでWさんと呼ぶ)が疲労でダウンしちゃったから代わりにアテンドして欲しいと…

 

お布団竜、JMoFに現る

この連絡の主は"バイオ前線さん"(以下バイオさん)という方で、過去に何度か同人誌即売会で挨拶したり、HUBで共に飲んだ事のある絵師のフォロワーだ。そしてこの方が今回外すことができない貢献をしてくれた一人目の準レギュラーである。実はバイオさんと同室者のWさんはこの日の夜に私の部屋で飲む約束をしており、恐らく私にアテンド依頼をしたのはそのためだと思った。連絡を受けた私は早急にピザとミラノ風ドリアを口に流し込んで、会計を相方に任せてサイゼを離脱し、急いで彼の部屋へと向かい、そこに待っていた景色に驚嘆したのだった。

部屋を空けるとそこにいたのはホッケ君という彼の生み出した"うちのこ"の着ぐるみがいたのだ。「え?バイオさんキャラ持ってたの!?」と素直にびっくりしてしまった。それもそのはず、彼がキャラをお迎えしているとは過去に一度もTwitterで公表していなかったのだ。そんなサプライズから一息つく間もなく私はホッケ君*1と共に1階ロビーへと降りた。ではここでホッケ君のビジュアルを紹介しておこう。

こんな子である。かなりイラストを忠実に再現されていてモチモチでとても可愛い。ただ、この子のアテンドで最も気を遣ったのが「長い尻尾」である。私がアテンド初心者ということもあり何度か別のキャラに尻尾を踏まれそうになった事があったし、エレベーターに入れるのも大変だった。夜21時過ぎ、1階ロビーは既に複数のキャラが歩き回り早速JMoFの様相を呈す中、私とホッケ君はとりあえずホリデーホールAにて行われている「Trip Fur」へと向かい、少しだけ踊ってから受付前のホールにて何人かのフォロワーと挨拶したり、手持ちのカメラで撮影したりしながら部屋へと戻っていった。バイオさんの部屋で獣化解除のアシストをした後は各々の部屋にてシャワーを済ませてから共におつまみとお酒を買い出しに隣接されたドンキへと向かった。

この買い出し中、バイオさんと話してたら「実はさっきのホッケ君、ガチで初出しなのであれが史上初のアテンドだった」と語っていた。え、最初のアテンドが私で良いのか…?とちょっと困惑したが、逆に考えれば信頼の現れなので少し嬉しくなったのは事実である。それはそうとして、バイオさんが夕食がまだらしくドンキの惣菜コーナーを見たら既に夜22時を過ぎていたので菓子パンすらほぼ売り切れで何もなかったため近隣のコンビニまで行ったりと結構歩き回り、23時くらいにようやく私の部屋にてlobo君、バイオさんとの3人で飲み会を開始した。

 

部屋飲み:一夜目『マリオ三昧』

今回のJMoFにて最も楽しかったのがこの「夜の部屋飲み」で、4日間毎日別のゲストを呼んでとても有意義な時間を過ごせたと感じている。一日目はワイン等を呑みながら3人でマリオパーティーとマリオカートで対戦をし、とても盛り上がった。キノピオハイウェイでKICK BACKに合わせてトラックに轢かれたのはいい思い出。結局この日は翌日2時半過ぎまで飲み会をし、仕事上がりだというのにほとんど疲労を感じないくらいにアクティブに動き回った一日だった。JMoFは存在自体が疲れを吹き飛ばす魔剤なのである!まあ前々回のテーマがエナドリだったし

 

この日行けなかった企画

・JMoFヒストリー(だったもの)

不参加理由:アテンドと時間被り

JMoFは今回で10周年を迎えたので、その歴史を振り返るという企画。私は2018年以前のことをごくわずかしか知らないので正直かなり気になった企画である。しかし仲の良いフォロワーにアテンドしてくれと呼ばれたとあらば、断る理由はないよな…?私は自分の興味より友情を優先するそこそこ熱い男だッ!!

 

 

Day2:壁を壊し、壁を壊される

部屋からの眺め。中庭側じゃなかったのは少し残念

1月6日、金曜日。起床したのは9時過ぎで、既に朝食バイキングが閉まっていた。所謂朝寝坊である。こんなんじゃとてもラジオ体操参加は無理だな この日は同行者の鉄路野狐さんが到着し、私のボランティア当日ということもありなかなかに忙しい日になった。また、新しい扉が開いた日…かもしれない。

既に野狐さんが到着していたため、とりあえず準備を済ませてから1階に降りて検温を済ませた。その後私はlobo君と別行動で”ある場所”に向かった。

 

アーティストラウンジ -豊橋リベンジャーズ-

毎回恒例のアーティストラウンジは、「着ぐるみだけ、じゃない。」をテーマに、参加者の皆さんに絵を通じた交流や活動を楽しんでいただくための場所です。ずっとお絵描きをしてもよし、スケブ交換やコミッション、ラウンジ内で催されるさまざまな企画に参加してもよし! お絵かき漬けの3日間を楽しもう!

 

この場所が毎年あるのは知っていた。しかしアナログで絵を描かない私には無縁な場所だし、コミッションにも興味がなかったため今まで高をくくって近付いたことすらなかった。しかし今や私はコミッションを依頼しまくるコミッション魔で、さらに今回はとある憧れの絵師さんが「色紙コミッション」をやっているとTwitterで告知を見つけたため自然と足が向いたのである。

初めて入ったアーティストラウンジは思ってたより静かな場所(この日がまだ二日目の昼前だったのもあると思うが)で、イラストのみならず写真の投票なども行われていた。黙々とイラストを描く絵師達とスタッフが別の無線でスタッフと連絡を取り合う音が響く、そんな厳かな空間に感じた。この空気感の中、面と向かってコミッションお願いするのは対面で頼むのが初めてだった事もありとても緊張したし、何度もやめようかと思ったが、それじゃ駄目だと勇気を出して”緊張の壁”を突き破り、結果的に依頼する事ができた。そして描いてもらった色紙がこちらである。

 

か、かわぇぇ!!普段キリッとしてる代理君の性格的なお茶目さが垣間見えるとてもいいイラストに仕上がっていて、気に入りすぎて会期中ずっとSwitchに立てかけて部屋に飾っていた程だった。いやー勇気を出して依頼してホントに良かった。こうしてまた少しだけ、ケモ見知りは解消された?

 

中庭グリーディング その1

アーティストラウンジを出た私は直後に野狐さんと再会。実に3年ぶりの再会にとても心躍った。その後ロビーと中庭にてフォロワーさんのキャラ達を中心に写真撮影を楽しんだ。普段ならこの中庭フェイズはだいたい1〜2体撮ったらさっさと引き上げてしまうのだが、今回はこの三年間で増えたフォロワーさんのキャラが5〜7体くらいいるため、普段よりかなり長い時間滞在した。また、非獣化のフォロワーさん達とも初対面で挨拶をしたりとまるで十年前のコミケに存在したケモナー交流会の場(変な意味じゃなく普通に名刺交換していた場)のような賑やかさを感じた。その中で特に会いたかったキャラを数名紹介しよう。

天さんのキャラ「あろっく君」である。見ての通りシンプルな狼キャラで、かっこよさを基調にしながらどこか可愛さを内包したビジュアルが写真で見たときからずっと気になっていたのである。また、Twitter上でもオーナーの天さんと仲良くしていたのもあって「やっと会えた!」を強く体感したキャラである。そして彼も今回のJMoFで多大な貢献をしてくれた準レギュラーの2人目である。

 

こちらは夏ツナさんの「ゼラフ君」スカイヤーさんの「スカイヤー君」。まずスカイヤー君だが、以前のJMoFレビューでも写真を載せたが、あの時から更に改良が加えられてビジュアルが大幅にかっこよくなってて驚いた。その年のレビューがこちら

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そしてゼラフ君、こちらはなんと初自作でこのクオリティの高さで、後篇で紹介予定のクリエイターズコンテストにも出場するという気合いの入り様である。オーナーの夏ツナさん自体も相当名のある絵師で、そのイラストをかなりの再現度で作り上げたのはホントに凄いと思った。また、この夏ツナさんもこれから何度か行動を共にする3人目の準レギュラーである。

 

続いては野狐さんの「ノヴァ君」(ツイート内で狼と記載してますが、正しくは狐でした。関係者各位大変申し訳ございませんでした。)既に迎えてから数年経つのだが、コロナ禍と重なったことで野狐さんとも三年以上会ってなかった為、今回が初エンカウントとなった。ハーフということもあって全体的にスマートでスタイリッシュで、左目の模様が特に印象深い。あとやはり、ベストはかっこいい!私は代理君の普段着にしてるくらいにはベスト大好きマンなので

 

最後に壬生春成さんの「惟門(これかど)君」。野狐さんを初め私の仲のいいフォロワー数人と親しい関係にあり、さらに狼好き同士だというのに繋がったのは結構最近のフォロワーさんである。ハーフに和装というのが味があって非常にかっこいい。あと口のリアルさが特に気に入って、造形へのこだわりを感じた。ちなみに惟門君も自作で、壬生さんも翌日のクリコンに出場するのである。最近の自作勢強すぎるよ~~!!

その他大勢のフォロワーさんのキャラ達と写真撮影を楽しんだ後は野狐さんの荷物の搬入を手伝い、この日野狐さんと同室になるレッサ君と合流して毎度恒例の寿司屋武蔵丸へ向かった。

 

オレスシーーー!!

ここの寿司、ほんとに美味しいので毎年の楽しみとなっている。三年ぶりに来たらいろいろなメニューが増えててますます美味しく感じた。この時16時くらいで、だいぶ早い夕食なのだがそれには理由がある。まず野狐さんはこの後Trip Furに行くためそして私は…

 

はじめてのボランティア in IMAGESTUDIO Noise

 

IMAGESTUDIO Noiseのカメラマンが参加者の皆さんを無料で撮影します。撮影した写真は後日一般公開されます。また、撮影した写真のプリントを専用ウェブサイトよりご注文いただけます。詳しくは専用ウェブサイトをご覧ください。

 

そう、冒頭ちょっとだけ語ったボランティアである。JMoF歴5年でついに一時的にだが運営側に立つことが出来るのである。私に振られた仕事は着ぐるみで写真撮影が楽しめる「IMAGESTUDIO Noise」の運営補助で、ここで先程出会ったゼラフ君のオーナーの夏ツナさんとシフトが重なったのである。夏ツナさんは私より前の時間からのシフトで設営から携わっていたようで、到着してからすぐ受付用のタブレットの使い方を教えてもらった。一応仕事前にマニュアルPDFを読んでいたのだが、実際に操作するまで正直良くわからなかったのでやはり百聞は一見に如かずだなと感じた。仕事内容としては写真を撮りに来たキャラの参加証ナンバーを入力してウェイトリストに追加、その後順にカメラマンのNoiseさんの元に通していくという仕事だった。また、時間指定で予約を取っている方を途中に入れたり、少し慣れは必要だがそこまで難しい仕事でもなく、かつてコンサートの列整理などを生業としていて、この類いの仕事はそこそこ得意だったこともあってかすぐに慣れた。やはり天職か…!

私が受付全般を行い、夏ツナさんは入り口前で呼び込み兼アテンド等を行い、運営は特に問題なく順調に行えた。やってくるキャラ達もとても楽しそうに写真を撮っていて良い雰囲気だった。後半からは夏ツナさんと入れ替わりで別の方(FF外で完全初対面の人)がやってきて、彼は英語が話せたのでインターナショナル(海外からやってきた参加者のこと)の接客を私の代わりにやってくれて、非常に助かった。お恥ずかしながら私は英語に力を入れている私立中学に通い、オーストラリアに7日間旅行に行ったのにも関わらず一切の英語も喋ることができないので。ほんと人生の大半棒に振ってんな

私は17時から19時のシフトで、ボランティア終了後は記念品を受け取り、ロビーで少しキャラと触れ合ったあと自室へと戻った。たった2時間ではあったが貴重な体験をさせてもらったので来年以降も可能であればボランティア参加はしていきたいと思う所存である。

 

最強(?)の三属性持ち

 

あろっく、襲来

この日の予定としては本来、Trip Furを終えた野狐さんと一緒に部屋で飲むつもりでボランティア後、少し休憩しドンキでお酒とおつまみを買い出してきて、戻ったタイミングであろっくのオーナーである天さんからDMが来た

「今から獣化して部屋回りするけど行っていい?」と。要は襲撃予告であるもちろんすぐさま承諾して、部屋番号も教えて待機していた。そして…ついに奴がやってきた。

 

 

ベスト…んんっ…良い!!ちゃんと私のリクエストにも応えてベスト着用で来てくれたのである。先程ノヴァ君の項目でも前述したが、ベストはうちのこに普段着として着させてるくらい好きな服で、以前ベストを着用したあろっくの絵を見てからずっと「代理君と並べて描かせてくれ!」的なことを言っていて(結局去年は多忙すぎて全然絵が描けなかったためまだできていない)今回ようやく直で見ることができた。これだけで終わればまだ軽症で済んだのだが、あろっくのファンサービスはまだ終わらない…

※この先若干セクハラじみた写真と表現がありますが、きちんとオーナーの承諾を得て行っております。また、最推しへの強烈なダイレクトマーケティング要素を含みます。

 



そう、尻である。ケモノの一番魅力的な部位のひとつでもある尻ではあるが、流石に中庭等他の人達がいる公衆の場で覗き見するのは無理なので、部屋に来たこのタイミングでお願いしてみた。はぁ…最高だ、素晴らしい尻だ。

 

ちょっと本気で語ってもいいか?いい!分かった。じゃあ行くね…

 

限界オタクモード、発現ッ!!

 

 

あろっく君さぁ…この内股から尻にかけて毛の色が薄くなってるのがものすっごく性癖に刺さって抜けなくて困ってるんだよ。ポケモンスイクンっているじゃん?あの子ポケモンで最高の美尻だと個人的に思ってるんだけどあれと一緒なんだよッ!この子のデザイン考えた人絶対そういう"癖"の持ち主でしょ!そしてこの太腿のバランスよ…!絶妙なプロポーションそのテの人を確実に堕とす太さと質感を兼ね備えているわ!

 

 

さらにこんな写真も撮らせてもらったわ!上半身だけベストを着てるのは確実に元人間…そうとしか思えないと確信した私のセンスからの産物よッ!!ズボンは大きくなった尻と伸びてきた尻尾で無惨な布切れと化し、全身から感じる何とも言えないケモノの感覚を確かめるために姿見で自分の姿を確認すると、そこにいるのは自分の面影を残した一匹の二足歩行する狼だった…。そんなシチュエーションが脊髄反射に思い浮かんで来るいい写真なのよ!

 

 

あぁーーだめ!!!!!!狼のおすわりはギャップ萌え成分致死量以上に含まれているわ!!シュッとしたかっこいいマズルと顔つきなのにどこか可愛さを内包しているのがあろっくの最大の魅力だと強く実感した写真よ!そして何より大きな尻尾という深く険しい樹海を超えるとその先にあるエデン…約束された神々に愛されし栄光の大地、それが獣のお尻なのであるッ!!尻尾を捲るだけでこの”楽園”に辿り着けるのだから、そりゃアダムとイヴも林檎を食って楽園を追放されても強気でいられるってものよッ!!いつでも行ける楽園最強!!

 

 

さらにベストを脱がしてもいいと言われたので脱がして全裸にしてやったわ!あぁ……その腰ッ!!なんなのその腰は!!腰は逆さから読むとシコだけど 結局細身なケモノにベストが似合う理由って腰のくびれの良さを殺さないことなんすよ!でもやっぱり生のくびれを見ると露出って最高だなと痛感するのである。

ボディラインの美しさだけでパリコレに行ける、それがあろっくよ!

 

でもね、ちょっとやりすぎてしまったフェリルさん童話の狼のようにおしおきタイムがやってきてしまうのでした。

 

 

いやおめぇ何撮ってんだ!?って言われてしまいそうな写真!!ベッドに押し倒されそのままのしかかられて体の弱いところを今度は逆に擽られる俺は毛皮も持たない矮小な人間だと"分からされる"ように、こんな毛むくじゃらのイケメン狼に逆にモフられるなど…あってはならないわ!かつてここまで踏み込んできた奴は一人としていなかったし、誰も踏み入れさせなかった。施錠を忘れた事でオスマン帝国軍の侵入を許し滅亡してしまったビザンツ帝国こと東ローマ帝国の首都コンスタンティノープルのように、今私の中の”心の壁”に空いた入り口が破られたッ!!天から注ぐイケメン狼の光の前には、ついぞこのフェリルの心も陥落してしまったのです。

(※表現が回りくどすぎて勘違いされがちですが、ただ押し倒されて擽られただけです)

 

こうして わるいおおかみのようななにか は こらしめられましたとさ めでたしめでたし。

 

限界オタクモード解除!!

 

ふぅ…と、いうわけでこの夜のあろっくによる襲撃により色々と変わったことがある。私は今まで着ぐるみ界隈のフォロワーと交流こそあったものの、わずかな「心の壁」を感じていたのである。JMoFに参加し始めて毎度距離感は縮まってると感じていたが、私が着ぐるみを持っておらず、持つつもりもない故の心境なのだが、そのせいで前回のJMoFでは「ケモ見知り」を発症し100%楽しむことができていなかったというのが現状であった。が、今回は違う。心の壁がついに破られたのである。上の限界オタク構文は決して比喩じゃなくて、全てホントの話である。壁なんてない、そこにあるのはただケモノへの変わらぬ愛…JMoFに参加しているなら皆同じ。

壁が壊れた結果、あろっくは私の中で”最推し”となった。今は君以上はいない、今後も全力で推させてもらおう。これも今まで最推しという存在がいなかった私の中では革命的で、今回のJMoFのテーマともなった映画バック・トゥ・ザ・フューチャーのように未来が変わるような出来事となった。JMoFが終わって数週間たった今でもやはりこの日を境に着ぐるみ界隈への絡み方が大きく様変わりしたと感じている。あろっく…なんて恐ろしい子だ。

 

部屋飲み:二夜目『語れ!性癖ヒストリー』

で、まだここで終わらないのがJMoFの夜の凄いところで、あろっくが帰った後しばらく余韻に浸っていて、lobo君が性癖の目覚めについての話をしていたら、そこに今度はオーナーの天さんがお酒片手に部屋にやってきてそのままの勢いでワインを開けて一緒に飲もうぜ的な雰囲気となったのである。ほぼ今回が初対面なのにとてもフランクで話しやすくて、ワイン片手に各々の性癖ヒストリーを語ったり、あろっくの写真やイラストを色々分けてもらったりととても楽しい時間を過ごせた。結局野狐さんはTrip Furの疲れからかそのまま寝てしまったらしく、この日も三人で飲むこととなった。やっぱこうやって毎日誰かしらゲストを招いて飲むのはすごく楽しい。

これこそがJMoFの夜だ!

 

夜2時半頃、部屋飲みを終えようやく就寝準備へと入り、激動の二日目は幕を閉じた。今回あまりに内容が濃すぎてここまでで既に例年のJMoF3日分くらいの濃密さを感じていた。まだ企画に何一つ参加していないというのに…!

 

次回予告!

※脳内でエヴァの次回予告BGMを流しながらお楽しみ下さい。

JMoF2023もついに後半戦。クリエイターズコンテストを皮切りに怒涛の企画参加が始まる。初めてのディーラーズルーム、初めてのリレトレ…まだ見ぬ世界をフェリルは体感する。迎えた四日目、パフォーマンスステージで流した涙の理由とは…?そしてJMoFは10周年を迎えどのような展開を迎えるのか。

次回『JMoF2023 -Back to the JMoF- ~帰ってきた、私のJMoF~【後篇】』

この次も、ジェーモフ、ジェーモフゥ!!

 

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*1:今後獣化中はオーナー名ではなく、キャラ名で呼ぶ